この本が、世界に存在することに。 [本・映画]
角田光代さんの短編集。出勤の湘南新宿ラインの30分間で一気に読み終えてしまいました。
そして帰りの電車の中で2度目の読了。
読み易く、スッと入れるのは「本」を巡る物語だからでしょうか?
「旅する本」の異国の不思議な雰囲気と「さがしもの」が好きでした。
中学生の主人公が祖母に頼まれた本を探し回る「さがしもの」では、主人公が社会人になって、本屋に勤めるところで、なんだかいい気分になってしまいました。
こういうふうに短編集を読むと、自分の好みが改めて分かるなぁ、という気がします。
彼女の別の作品は1つしか読んでいませんが、ずい分雰囲気が違うなぁと感じました。
2005-10-18 23:58
nice!(1)
コメント(4)
トラックバック(1)
こんにちは。遊びにきました(^^)
確かにこの短編集は読みやすいですよね。それにしても30分で読めてしまうのは早すぎです(>_<)
今度帰国したときには、また角田さんの作品にも挑戦しようかな、と思ってます。気に入るのがみつかるといいなぁ。。。と思いつつ(^^)
by はりなたる (2005-10-19 04:59)
>はりなたるさん
nice!&ご訪問ありがとうございます。TBってこの記事から、そちらの記事へリンクされるのかと思ったら、逆でした(^ ^;)。
田口ランディも興味ありつつ敬遠してた作家のウチの1人。挑戦してみようかなぁと思っています。また、遊びに行きます...
by sakamono (2005-10-19 22:40)
TBありがとうございました。
私もこの本、通勤時間に一気に読みました。
「ミツザワ書店」は心に広がるものがあってよかったですね。
角田さんの初期の作品はほのぼのとは縁遠い切羽詰った人たちの物語が多くてそれはそれで楽しかったのですが、本書のようなほのぼの系の心に残る作品を読むと、こちらのが心地いいなって思いました。
エッセイも面白いのでおすすめです。
by 桜井@書庫~30代、女の本棚~ (2005-11-03 00:41)
>桜井さん
コメントありがとうございます。イマイチ使い方が良く分かってないモノで、TBってどうしたらいいんだろう?という感じでした。
角田さんの他の作品、ナニにしようか思案中といったところです。
by sakamono (2005-11-03 22:39)