夜のピクニック。 [本・映画]
社会人１年目の頃は「厳しい研修」などというモノが流行っていました（今はどうなのかな？）。
駅前で歌をうたうとか、大の大人が泣き出すとか．．．
自分の新人研修もそんな感じでした。場所は山梨県、富士山のふもと。２泊３日。
そんな研修の中に「夜間歩行」というモノがありました。各グループごとに、夕方５時頃出発し、「子供の落書きのような地図」を頼りにチェックポイントを通過する、オリエンテーリングのようなもの。
もちろん、そんな地図ではなかなか分かりません。先輩の話によると、朝方まで帰って来ないグループもあったとか。
小雨が降ってきたりして、カッパを着て歩きました。自分はこういうのが結構好きで、楽しかったので、斥候と称して走り回っていましたが．．．
そんな古い話を思い出しながら読了。
とある高校の、高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」という伝統行事。生徒達の様々な思いが交錯し、エピソードが語られつつ物語は進みます（もちろん歩きながら）。その丸一日。
自分が今読むには、少し気恥ずかしい気もする青春小説でしたが．．．
－ 誰でも映画を見ている間は１８歳に戻れます － 恩田陸
- 作者: 恩田 陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
９月３０日（土）より全国ロードショー。主演、多部未華子。
多部未華子？あ、以前観に行った映画ゴーヤーちゃんぷるーの子だ。
目の力が強い感じのする子でした．．．
おはようございます＾＾
そういえば新聞にそんな字が躍っていた時代がありましたね。『地獄の訓練』
なんて＾＾ sakamonoさんもそんなのを受けられた一人だったのですか・・・＾＾
お疲れ様でした《あ、もう昔のお話ですよね》
by (2006-09-30 04:26)
sakamonoさん、今晩は♪
や～、読書の秋ですね。
オイラも夜中に自転車で、飲まず食わずで走っていた事が
有ります。
by ちむぐくる亭 (2006-09-30 04:31)
研修の中に「夜間歩行」？仲間となら楽しそうですね。＾＾
中学の頃、友人と二人夜中に家を抜け出して肝試しみたく歩いてたら
人気のない原っぱに置かれたドラム缶の影に人がいるのに気付いて
一目散に走りだした･･･怖いと足が縺れて進まないことを知りました(＞＜;
by kimiko (2006-09-30 06:27)
私の出た高校にも強歩大会（競歩じゃないよ）なるものがあって、夜中の12時スタート、４０、５０キロを夜っぴて歩き（走り）ゴールする、ってことをやりました。足の痙攣、吐き気、またずれ、マメ…などなどを経験しましたが、一番身にしみてわかったのは、友の優しさかな。
by キタノオドリコ (2006-09-30 07:20)
会社の新人研修の様子は、シゴキに紙一重のような感じを受けた事があります。見てる方が恥ずかしくなるような・・
会社側にも、研修をしなくてはならない、理由があるのでしょうね。
by ミヤ (2006-09-30 07:27)
研修と言うものの経験は有りませんが、戦中小学生だった侘び達は
上級生達の手荒いしごきに会いました。荒地の開墾・・
お墓への、肝試し（土葬の墓）出来ないと大勢の上級生の
往復ビンタをされました。文句は無用・・・
そんな時代を超えて、今の逞しい?侘び助が居るのです。笑・・・
by 侘び助 (2006-09-30 18:46)
sakamonoさん。お忙しいのに、単行本も読めるとは、なかなか読書家ですね。いやいや、僕自身が、読むペースがすごく遅いので。（汗…）
新人研修というのは、僕も転職をよくしてるので、経験しました。自動車のディーラーの研修で、街に出てアンケートをとってこい、というものでしたよ。
他の会社の新人研修の人たちが、路上で、行き交う人々に向けて、「えー！わたくしは、なになに会社の新人のなになにというものでーす！ 特技は！ なになにで、将来は、幹部になろうと思ってまーす。それでは、自己アピールのために一曲歌わせていただきまーす！ ♪～～」ってなことを大声で言ってる新人にも出くわしたことがあります。（笑） 本人、相当、恥ずかしいんでしょうが…。
by 山雨 乃兎 (2006-09-30 22:50)
話題はよく聞いているので、僕も読んでみたい本です。
地獄の特訓・・・僕が社会人になって最初の会社は、2泊3日で、スタンダードな研修でしたね。
研修の最後に適正試験があって、（精神的に疲れていたせいか）入社時と著しく判定が違っていたので、その後の本社での実務研修の期間が短縮されて、いきなり現場に放り出されたことがありました。
by (2006-10-01 12:29)
>mimimomoさん
こんにちは＾＾
記憶にありますか？まさに、その頃のコトではないかと思います。もう、ずい分昔の話ですが、この本を読んで、なんなく思い出してしまいました(^.^)。
>ちむぐくる亭さん
あぁ．．．そんな記事を読んだ記憶があります(^.^)。そういえば、ちむぐくる亭さんは、健康のためでしたっけ？
>kimikoさん
楽しい「訓練」でした。しかし研修の一環というコトで、心底楽しむというワケにもいきませんでしたが．．．中学生で夜中に(^.^)？自分の中学生の頃はといえば、友人だけでキャンプに行った時くらいかな、夜中に出歩いたのは。
>キタノオドリコさん
お、こんな行事がありましたか？まさにそんな感じ（この小説では８０キロ）です。小説にもキタノオドリコさんのコメントにあるような、エピソードが出てきますし。なにかドラマチックなコトもありましたか(^.^)？
>ミヤさん
今になってみると、のほほんとした学生気分を抜くのに、こうした厳しい研修も効果があるのかなぁ、などと思ってしまいますが。う～ん、結構厳しい研修でしたね．．．
>侘び助さん
う～ん、そちらの方が、自分の受けた研修なんかよりも、よほど厳しいですね。鍛えられて今の侘び助さんがいらっしゃる。重みのある言葉です。
>モレイラ・マルケスさん
たいてい読んでいるのは通勤電車の中です(^.^)。そういった研修もあるようですね。当時、テレビのドキュメント番組やニュースなどでも流れていた記憶があります。転職を重ねるのも経験ですよね。その分新人研修をたくさんしている、と．．．(^.^)
>誠大さん
この小説は、ジュヴィナイルとかいうふうに分類されるのかな？たまたま古本屋で買いました。やはり、みなさんいろんな研修を受けてらっしゃいますね。２泊３日、そういったコトをしていれば、精神的に疲れるのも道理です。自分もずい分と疲れました(^.^)。
>春分さん
nice!ありがとうございます(^.^)。
by sakamono (2006-10-01 14:15)
>澪さん
>kozyさん
>albireoさん
nice!ありがとうございます(^.^)。
by sakamono (2006-10-02 23:08)