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この本が、世界に存在することに。 [本・映画]

角田光代さんの短編集。出勤の湘南新宿ラインの30分間で一気に読み終えてしまいました。
そして帰りの電車の中で2度目の読了。
読み易く、スッと入れるのは「本」を巡る物語だからでしょうか?

「旅する本」の異国の不思議な雰囲気と「さがしもの」が好きでした。

中学生の主人公が祖母に頼まれた本を探し回る「さがしもの」では、主人公が社会人になって、本屋に勤めるところで、なんだかいい気分になってしまいました。

こういうふうに短編集を読むと、自分の好みが改めて分かるなぁ、という気がします。

彼女の別の作品は1つしか読んでいませんが、ずい分雰囲気が違うなぁと感じました。

この本が、世界に存在することに

この本が、世界に存在することに

  • 作者: 角田 光代
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本


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